当院のインプラント治療
インプラント治療
インプラント治療とは、むし歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった箇所の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療です。
インプラントは審美性に優れているだけでなく、顎の骨にしっかりと固定されるので噛み心地も天然歯と同じように自然で、残った歯への負担や患者さまへのストレスも最小限に抑えることができます。
歯を失った際にそのまま放置してしまうと、歯並びが乱れたり、かみ合わせに不調が生じたりします。かみ合わせの不調は顎関節症や骨格の歪み、肩こり、消化不良、頭痛など全身にさまざまな影響を及ぼすおそれがあるので、早めに治療をするようにしましょう。
FM歯科クリニック 印西牧の原では、患者さまのお悩みに寄り添い、安全で精密なインプラント治療を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
メリット
天然歯と同じような噛み心地と自然で美しい見た目、他の健康な歯へダメージを与えないことがインプラントの大きなメリットといえます。
また、歯を失うと顎の骨は徐々に痩せていってしまいますが、インプラントは噛んだ時の刺激が直接顎の骨に伝わるので、顎の骨が痩せてしまうのを防ぐことができます。そして噛んだ時の刺激によって脳も活性化されるので、健康面・精神面の向上にもつながります。
デメリット
インプラント治療のデメリットとしては、手術が必要なこと、治療期間が長くかかること、費用がかかること、治療後のメインテナンスが必要なことが挙げられます。
また、顎の骨の量が不足している方や、重篤な持病がある方はインプラント治療が受けられない場合もあります。
インプラント治療が適用できるかどうか、患者さまの状態や病状、全身への影響をきちんと考慮したうえで、慎重に検討いたします。
安全なインプラント治療を
実現するために
安全性を高めるサージカルガイドを使用
コンピューターでの3Dシミュレーションによって、インプラントの埋め込む位置や深度、角度を定め、正確にガイドするマウスピース型の「サージカルガイド」を導入しています。
サージカルガイドを使用することで、インプラント手術の安全性と成功率を高め、手術時間の短縮と術後トラブルを回避し、患者さまへの負担を最小限に抑えることが可能になりました。
歯科用CTで適切な
治療計画を立案
インプラント治療は、顎の骨に人工歯根であるインプラントを埋め込む外科手術が必要です。そのため、インプラント治療前には歯科用CTを用いた精密な診断と緻密な治療計画を立てることが大切です。
従来のレントゲンでは平面の画像でしか情報を得ることができませんでしたが、歯科用CTによって立体的にあらゆる角度からの情報を得られるようになりました。これにより、顎骨と歯槽骨の形態や厚み、血管と神経の走行位置、骨質などを正確に把握し、精密な治療計画を作成できるようになりました。
当院では歯科用CTを用いた、安全で精度の高いインプラント治療をご提供いたします。
国内最大手のインプラントメーカー GC製のインプラントを採用
当院では、国産歯科メーカーGCのインプラントシステム「Aadva」を採用しています。
GC（ジーシー）は国内最大手の歯科医療材料・機器メーカーで、世界中で高い評価を受けている信頼のブランドです。「Aadva」は、日本人の顎骨に適した設計が特徴で、独自の表面処理技術により、インプラントと骨がしっかり結合することが期待できます。また、骨の量や質、厚みに合わせた豊富なラインナップを取り揃えており、一人ひとりに最適な治療が可能です。
純国産の高品質なインプラントを使用することで、安全性や性能の面でも安心して治療を受けていただけます。
安心の2回法インプラント
当院では主に、2回法インプラントを行っております。
2回法とは、まず1回目の手術でインプラントを埋め込み、一度歯茎を縫合し、骨との結合期間を経たあとに、2回目の手術で人工歯と連結させるためのアバットメントという部品をインプラントに装着する治療法です。骨とインプラントがしっかり結合するのを待つため、インプラントの離脱リスクが低いです。
また、いったん歯茎を閉じているため、術後の細菌感染リスクが少なく、全身疾患のある方や骨量が不足している場合にも適用することができます。
入れ歯やブリッジとの違い
むし歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった際の治療法として、インプラントの他にも入れ歯やブリッジなどで治療することも可能です。
インプラントと入れ歯やブリッジそれぞれにメリット・デメリットがありますので、見た目や使い心地、患者さまのライフスタイルに合ったものを選択していただきます。
入れ歯との違い
入れ歯とインプラントの大きな違いは、入れ歯は保険診療のものであれば比較的費用を抑えることができる点と、外科手術が必要ない点が挙げられます。
一方で、入れ歯はインプラントよりも審美性が劣ってしまう、しっかり噛むことができない、取り外しの煩わしさがある、保険診療の入れ歯は5〜7年ほどで作り直す必要があるなどのデメリットもあります。
ブリッジとの違い
ブリッジとインプラントでは装着方法が違います。インプラントは失った歯の顎の骨に埋め込んだ人工歯根に人工歯を装着しますが、ブリッジは失った歯の両隣の歯を削って土台にし、橋をかけるように被せ物を装着します。
ブリッジは外科手術が必要ありませんが、両隣の健康な歯を大きく削らなくてはいけないのと噛むときに両隣の歯へかかる負担が大きいため、歯の寿命を短くしてしまうおそれがあります。
また、噛み心地や審美性はインプラントより劣ってしまいますが、ブリッジは保険が適用される治療なので費用は比較的抑えることができます。
長く使用するために
インプラントを長く使用するためには、毎日の丁寧なケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。
インプラントは天然歯よりも細菌感染を起こしやすく、インプラント治療後のケアやメインテナンスが不十分だと、インプラントの周りに細菌が増殖して「インプラント周囲炎」が生じることがあります。インプラント周囲炎は歯周病よりも進行が早いので、早期に治療をしないと最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまうおそれがあります。
インプラント周囲炎などのトラブルを予防するためには、自宅でのブラッシングでプラークを溜めないように気をつけることと、定期的に歯科医院でのクリーニングを行い隅々のプラークや歯石を徹底的に除去することが重要です。
また、定期検診ではインプラントの状態や歯槽骨の状態のチェックや噛み合わせの調整なども行います。
インプラント治療は術後のメンテナンスがとても重要です。